ホームページ制作会社とのトラブルや被害

クライアントから良く相談される内容ですが、制作会社とのトラブルは詐欺に近いような話をたくさん耳にします。

  • 結果が出るといわれて依頼したのに、まったく結果が出ない
  • 解約時に全てを取り上げられる
  • 年間契約だからといって、前払いでお金を取られる
  • 更新するのに数ヶ月も時間がかかるのに、毎月お金を請求される

などなど、あまりにも被害状況が惨く、載せるのが億劫になるほどです。弁護士に相談している方もわりと多くいらっしゃいます。

しかし、多くの場合、解約は難しい

契約者が不用意にハンコを押してしまったために、無茶な契約を組まされているケースが多く、正直な話、お金の回収は難しいでしょう。

詐欺に近いホームページ業者がのうのうと成り立っているのは、非常に悲しい話ですが、まずはそんな会社が多数あるのはしっかりとご理解ください。

怪しい会社の見分け方

怪しい会社の特徴としては、テレフォンアポインター(テレアポ)が電話をかけてきたり、営業がホームページを売り込んできた場合です。

その場合にはまずその会社のホームページをご覧ください

『効果を約束』『絶対効果がでます』などと書かれてあったらビンゴです。これだけで詐欺会社だと確定するのです。なぜだと思いますか?

それは、効果が出せるホームページを作れるはずなのに営業やテレアポを雇っているからです。

「営業やテレアポくらいどの会社でもいるだろう」と思った方、それは大きな間違いです。ホームページは単独で宣伝が出来る媒体ですので、営業やテレアポなど必要ないのです。

その証拠に楽天やアマゾンから営業の電話がかかってきますか? おそらくないはずです。少なくとも私はありません。

ホームページだけで十分に成績を上げられるところは、営業をかけるときはメールマガジンという形で顧客にお知らせを贈るだけで十分なのです。わざわざ、高い人件費を使ってまで人を雇い、テレアポや営業なんてやらせようとは思いません。

宣伝などしなくても勝手に訪問者が買っていきますので営業の必要がないのです。これが本来の効果のあるホームページの正しい姿なのをご理解ください。ホームページの制作会社も同様です。

ほんとうに効果のあるホームページを作っているなら、営業を雇わなくてもホームページの受注が入っているはずですよね。

ですので、営業を雇っているホームページ会社は、自分で自社のホームページでは効果を出せませんと言っているのと変わらないわけです。そんなところにホームページをお願いしてもまともな営業成績を出してくれるはずもありません。

とはいえ、ホームページを作るよりも人を雇う方が安いなら、話は変わってきます。営業を雇うなら一人当たり20万円くらいからでしょうか。新規にホームページを作ってもらうとなると、それよりは少し高いですね。

しかし、それは最初の1ヶ月だけでの話です。

営業を雇ったら、ずっと雇い続けています。たった一人の営業だったとしても毎月20万円かかります。営業を雇っている間ずっと払い続けなければならないのです。

ホームページは最初に数十万円で作ってもらったとしても、毎月その金額を請求されるわけではありません。

営業を雇うのとホームページを作るの。どちらが安くすむかなんて答えは明らかです。

ホームページの営業が来たらぜひ尋ねてみましょう

「効果が出せるホームページを作れるのに、なぜあなたが雇われているのですか?」

おそらく黙るはずです。黙らなかったとしても「効果が出るホームページを作れないから雇われているんだよ」と突っ込んであげましょう。

営業がいる制作会社と契約をしない方がいい理由はもうひとつあります。

それは営業にお金が回っているためにどうしても制作料金が高くなってしまうことです。

あなたの払ったお金がホームページを良くするために使われるのではなく、次の顧客を獲得するための営業やテレアポの給料に使われているのですから、ホームページを良くする努力なんてしません。

ホームページの営業が来たら、しっかりとそのことを念頭にいれて話を聞くようにしましょう。トラブルはかなり減るはずです。

リース契約はトラブルメーカー

リース契約は数年間まとめて契約をするので誤魔化されやすいですが、基本的にものすごく高いです。

例えば、リース会社から制作費と五年間の運営費、合わせて200万円請求されたとしましょう。
単純なホームページであれば、30万円もあれば十分なものが作れますので、残り170万が五年分の運営費になりますよね。

5年は60ヶ月なので、単純に170万円を60で割ると月々の運営がおおよそ3万円になります。この中にはレンタルサーバーやドメインの管理料まで含まれているのですからなんだか安い気がする人もいるでしょう。

それを単純に前払いで払うだけ。そんな意識で契約する人が多いのです。

でも、ちょっと待ってください。そこが罠なのです。5年契約を甘く見てはいけません。これは最高5年間の管理費であって、来月その会社が潰れても戻ってこないお金なのはご存じでしょうか?

「えー。5年契約だから、満期前ならお金は戻ってくるだろう!」と考えている人いますよね。そうです。多くの人がそう考えて契約をするのです。でも、実際には返って来ないことがほとんどだと覚えておいてください。

弁護士をいれて裁判沙汰に発展しているケースも非常に多いのですが、裁判でどんな判決が出ようとも、会社がつぶれてしまったら回収が不可能になってしまうからです。

悪徳業者はやばくなったら会社を潰して逃げようと思っています。 他の業界ではどう考えても詐欺と呼ばれるような手法でも、ホームページ制作業界ではまだまだまかり通っているわけです。

怖いですね。

ここまでひどくなくてもリース会社にはまだまだ問題があります。それは前払いでお金をもらっているために、完成後のフォローがほとんどないことです。だって、やってもやらなくても5年経てば、おさらばですから、面倒なことはしたくないですよね。

文句も言わずに更新もしなくてもいいところであれば、最高の上客として5年後に契約の更新を勧めてくるでしょう。ホームページを作って、完全放置で5年ごとに200万円が入ってくるなんて、すばらしいシステムですよね。

仮に結果が出ないホームページに文句を言われたとしても、契約書を盾に契約の解除を勧めてくるだけです。もちろん承諾すれば、お金は返してもらえず、ホームページがなくなるのです。

大金を払ったのに泣き寝入りで終わってしまいますね。これがリース契約の恐ろしいところなのです。

ホームページを作るうえで大事なこと

ホームページを作る際に一番考えて欲しいのは、費用対効果です。

そもそも、ホームページは10万で作ろうが、100万かけようが結果はそれほど変わりません。それは、ホームページに書かれている文章が結果を引き寄せるからです。

つまり、あなたが全ての文章を考えようと思っているのであればどこの制作会社に頼んでもそれほど結果は変わらないというわけです。

もちろんデザインで読みやすいとか読みにくいはあるでしょう。でもそれはプロの制作でなくても判断は出来るはずです。あなた自身が出来上がったホームページを見て『読みにくい』と感じるなら読みにくいのです。

自分の判断だけで決めにくいなら、他の人に聞いてみるのもいいでしょう。誰だって判断できるはずです。

自分が読みやすいかどうかを考えるだけですから、専門的な知識は要りません。そもそも、市販の小説をみればわかるように、人は文字だけの羅列でも面白く読めるわけです。

読みにくいというのは、そもそも誰が見ても読みにくいほど、ひどいものでしょう。

そこをなぜプロという名のホームページ制作会社を入れる必要があるのでしょうか? しかも、それが数百万もするなんてとんでもない話です。

そんなに広告にお金を出せるのであれば、安くてもいいので複数のホームページを作った方がよほど結果は出ます。つまり、1つに100万じゃなくて、10個に100万使うということです。

「そんなに書く文章ないよ」と言われた方は、たった一つのホームページさえも、埋め尽くせるほどの文章を書くことはできないでしょう。 これは大きな勘違いをしているからです。

ホームページの一つ一つが内容盛りだくさんの面白い必要はありません。もちろん、そう出来れば最高ですが狙っても難しいことをやっても結果には繋がりにくいのです。

そんなことを考えるよりも、自社のアピールポイントひとつでも多くホームページに載せようとすることを意識してみましょう。

そして、その増えた内容を複数のホームページで細かくやっていけばいいのです。自社のことが好きであれば、アイディアはいくらでも出て来るはずです。

一つのサイトに全力で向き合う

もちろん、一つのホームページを完璧に仕上げて、素晴らしいサイトにしていくのは重要なコトでしょう。でも、ひとつしかなかったら、失敗したら完全に無になってしまいます。

その点、複数のサイトを同時に運営していれば、1つがダメになっても残りのサイトでまかなえるでしょうし、その中で人気になるサイトだって生まれるはずです。

ホームページで売上げを増やしたいと思うなら、なおさらホームページの数を増やした方が効率が上がるのは言うまでもありません。

そもそも、ホームページがたくさんあれば、たくさんのキーワードで検索に引っかかるようになります。つまり、たくさんのホームページを作れば、それだけ結果に繋がりやすくなるわけです。

1つのホームページに全力になる問題点

リース契約などで一つのホームページに高いお金を払うとどうなるでしょうか?

一つのホームページに高額な料金が発生し、新しいホームページを作る余裕がなくなります

そこで、リースを解約しようとすると、ホームページを取り上げられてしまうのです。非常に困った自体になってしまいますね。

リース契約の一番の問題点はお金ではなく、契約が切れた瞬間にホームページを取り上げられてしまうことです。

先ほどの話を思い出して欲しいのですが、ホームページはたくさんあった方が検索に引っかかりやすくなるとお話しました。

それは長い間、ホームページとして公開されているところに限ります。 ホームページがなくなるというのは財産をなくしたのと変わらないわけです。

ですので、リース契約で200万円のお金を使ったとしましょう。
すると失うのは200万円だけではなく、リースして取り上げられる間の時間まで無駄になってしまうのです。

ドメイン(弊社であればainc.jp)が古いほど、よいホームページだと検索エンジンは判断してくれることにも関係します。ドメインの取得時期が古ければ古いほど価値が上がるわけです。

5年契約をされたのであれば、5年分の価値がそのドメインについているのです。これを契約が終了したからと言って取り上げられると大きな損失につながります。

わかりやすく言えば、新規でドメインを取ると、他に新規で始めたホームページと同じ価値しかなくなるわけです。もったいないですね。

このようなことにならないように仮に今リースされていたとしても、リース終了後、ドメインだけでも引き継げるようにお話を詰めておきましょう。

リース会社の特徴は、裁判沙汰になりそうになれば折れてきますので、最後まで強気な姿勢を崩さず弁護士でもなんでも間に入れて徹底的にやるスタンスを大事にしてください

でなければ、多くの場合、泣き寝入りになってしまいます。

制作会社を選ぶ際に営業を見ない

被害に合われる方の多くが専門知識がなく、ホームページがどういうものかわからないので、とりあえず営業の人が良さそうなところにホームページをお願いしてしまいます。

そこに大きな落とし穴が潜んでいるのです。詐欺やトラブルが最も多く、問題がたくさん上がっているのがこの業界です。無知はそれだけで大きく利益を損なってしまいます。

日進月歩で進化する業界に対応するのが難しく、ホームページの制作でお困りのことがあれば、ぜひ弊社に一度ご相談ください。

知識を得ることで避けられる問題はたくさんあります。ホームページで大きな痛手を負わないためにも、可能な限り知識を広め、信頼できるパートナーを探していきましょう!

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