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公開:2016年11月06日
皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。
褒めるというのは、実にすごいもので、
やる気のない人にやる気を与えたり、
怠け者を働き者に変えたりと、
うまくいけばものすごい力を発揮します。
でも、この褒めるという力。
一歩間違えると、
自分の首を絞める結果になるのはご存じでしょうか。
なぜかと言いますと、
それは相手が素直に受け入れない場合があるからです。
簡単な例で言うと、あなたが『バカ』と言われたとします。
相手が大好きな相手だったら、『バカ』と言われても
それほど頭にはこないはずです。
逆に笑って返すようなことになりますよね。
でも、反対に大嫌いな奴に
『バカ』と言われたらどうですか?
カッと怒りがこみ上げてくるのではないでしょうか。
同じように『バカ』と言われても相手が違うだけで
全く別の印象になってしまうのが言葉というものです。
ですので、同じように褒めたとしても、
あなたが相手にどう思われているかで
その言葉の意味が大きく変わってしまいます。
褒めて育てられるのは、好意的な印象を持たれていて、
なおかつ、自分が優位的な立場にいる場合だけということになります。
なぜ、優位的なたちが必要なのかというと、
あなたが部下や後輩に
『なかなかやりますね』などと言われたらどうですか?
褒められたと言うよりも、舐められていたと感じませんか。
それが嫌いな部下などであれば、なおさらです。
褒めたのに、嫌われるとか褒めたくなくなりますよね。
でも、難しい話ですが、人は褒めないと育ちません。
目の前に餌がなければ、
馬車馬だって走ろうとは思わないわけです。
その餌となるのが、褒められる喜びや
認められる充実感です。
ですので、褒めないとダメなのです。
非常に困った問題ですよね。
褒めても、立場や感情が邪魔して、
素直に受け入れてもらえないとか。
好かれようと思ったのに、褒めたら、
嫌味だと嫌われたりするものですから、
褒めるのは難しいのです。
では、どうすればうまく褒められるでしょうか。
それは、褒めるのではなく、感情を伝えればいいのです。
『レポート感動しました。僕もこんな風に書けるようになりたいです』
と言われたら、どうでしょうか。
相手が部下であったとしても、嫌な気持ちにならないでしょうし、
自分もこうなりたいと言っているだけですので、
わざわざ嫌味だと思う必要もないはずです。
このように褒めるという行動は非常に効果的ですが、
その反面、使い方も難しいのです。
あなたは相手を褒めるのがうまいですか?
もしも、うまくないと思っているようであれば、
今から褒める練習をしましょう。
そのために、わざとらしくならないように、
相手の良い点を、あなたの感情で語れるように練習してみてください。
コツとしては、うまいというのではなく、
好きという言葉を使うと感情的な言い方になります。
絵がうまい⇒『僕はその絵好きです』
料理がうまい⇒『好みな味です』
このような言い方をすれば、
あなたがどんな立場であったとしても、
あなたの意見になるだけですので、
相手が嫌な気持ちになることも少ないはずです。
最初にも書きましたが、褒めないと誰だって育ちません。
ですが、褒めることで相手が傷つくのであれば、
それは本末転倒です。
言い方一つで、大きく変わってしまう褒めるという力。
その力をもっと引き出せるように普段から、
感情を言葉する練習をしてみてくださいね。
頑張っていきましょう!
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